No. 10 DNA. / Kendrick Lamar

KICK THE CAN CREW、ニューアルバム発表」など、
ヒップホップ界の地上と地下のクロスオーバーが続いており、ヒップホップ好きとしてはワクワクする日々です。
 
この状況下で、ヒップホップ好きの間で非常に強い視線を浴びているのがNMB48の須藤凛々花です。
 
一部のヒップホップ好きの間では、ZEEBRAや漢 a.k.a GAMIといった大御所との交流や、
ヒップホップ系ラジオ番組への出演、グループ内で「ゆるふわギャング」を布教と、
まさにヒップホップとアイドルカルチャーをクロスオーバーさせる存在として知られていました。
 
そんな状況の中、先週末の結婚宣言後、”DAMN.”と書かれたTシャツを着用した姿が公開され、
Kendrick Lamar(現代における最重要ラッパーの一人)のファンが一斉に反応。
大島優子とのBEEFか」、「そもそもKendrick Lamar好きだったのか」といった(一部の)反響でSNSが埋まりました。
メディアもTシャツを取り上げ、今年発表された新作”DAMN.”の販促品だったTシャツは即完売。
ずっとKendrick Lamarの日本での知名度に悩んでいた身としては、
あまりにも予想外の”DAMN.”フィーバーにただただ困惑するばかりです。
 
 未だにSNS上は荒れていますが、このフィーバーの流れでKendrick Lamarの人気が高まり、
来日してくれれば僕は満足です。肝心のアルバムですが、冒頭1小節で強烈なインパクトを放ち、
”Sex, Money, Murder, Our DNA!” というパンチラインが光る”DNA.”は、今年のベストトラックの一つなので、是非聴いて下さい。