No. 17 ROSIER / LUNA SEA

https://www.youtube.com/watch?v=5QU9UVC0XpU

 

X JAPANSIAM SHADEラクリマ・クリスティ、マリス・ミゼル、黒夢...
ともすると「懐かしの音楽」だなんてレッテルを貼られることもある90年代のビジュアル系バンドたち。

しかし、今もなお彼らをリスペクトしてやまない若いファンが増え続けていることは、あまり知られていません。
ゼロ年代後半、彼らの音楽を聴いて育った当時のキッズ達がバンドを始め、彼らを通して若い人々がビジュアル系の魅力に気付き始めたのです。

9mm Parabellum Bullet凛として時雨といった、当時台頭し始めていた若手ロキノン系。
the telephonesMASS OF THE FERMENTING DREGSといったオルタナティブ・ロック勢。
何よりも、the Gazetteやシド、Alice Nineにナイトメアといった彼らの子孫にあたるネオ・ビジュアル系。

彼らがビジュアル系の影響を公言していく流れの中で、X JAPANLUNA SEA、更には彼らの先輩にあたるDEAD ENDまでもが再結成を果たしていきます。当時を懐かしむ人々だけではなく、彼らをリスペクトする若手も一同に会し、彼らの復活を喜びました。

その中でもRYUICHIの驚異的な歌唱力と誰もが親しめるポップ・センスを併せ持つLUNA SEAには、心の底から夢中になったものです。全てのアルバムを揃え、19歳のクリスマス・イヴには彼らのライブを一人で見て過ごしました。

学生時代はずっと彼らのコピーバンドを組んでいました。地元にいた頃は、彼らへのリスペクトを込めて、友人のバンギャに協力を仰ぎ、全力でビジュアル系に挑戦していました。