No. 19 Worlds end / Mr. Children

ミスチルというと、老若男女から好かれている国民的存在というイメージがありますが、
U2やThe Smashing Pumpkinsといった80年代から90年代のオルタナティブ・ロックを深く咀嚼し、
日本人としてのロックを作り上げてきた、まごうことなきロック・バンドです。

そんな彼らの曲の中でも、特に個人的に大好きな曲が、"I♥U"収録の"Worlds end"です。
1音目から一気に広がっていく音像と、そのサウンドスケープに呼応して歌い上げられる感情の高ぶり。これぞ、ミスチルの真骨頂ではないでしょうか。2013年のSUMMER SONICではミスチルが準ヘッドライナーを務めましたが、1曲目からこの"Worlds end"を演奏していて、物凄く興奮したのを覚えています。そして実はその客席に花岡さんもいたりします。

ゼロ年代以降のポップ・ミュージックを追求する姿勢も好きではありましたが、特に"REFLECTIONS"以降の純粋なロック・バンド回帰路線には現在進行系でワクワクしています。