No. 30 Slide / Calvin Harris

Slide / Calvin Harris (2017年)
https://www.youtube.com/watch?v=8Ee4QjCEHHc

先日の運動会の冬組打ち上げにて、僕は2位の喜びに浸りながら先輩方と約1時間に渡ってEDMの話をしていました。

「チャラ箱は好きな音楽が流れているし、異性と仲良くなれるから良い」という話で盛り上がりながら、
先週末に同期とクラブに足を運んだ時の自分の姿を思い出し切なくなりました。

僕の話はさておき、その中で話題に上がったのが今年のSUMMER SONIC
Axwell IngrossoやAbove & Beyondといった大物も見逃せませんが、
何と言っても注目なのは初日のヘッドライナーを務めるCalvin Harrisです。

EDMのポップ侵攻のきっかけとなった"We Found Love"や、夏になると毎日クラブで鳴り響く"Summer"など、
彼の生み出す楽曲は常にEDMシーンを更新してきたといっても過言ではありません。

時代の先を読むプロデューサーとしての感性と、純粋なDTMオタクとしての作曲能力を併せ持つ彼は、
移ろいやすいシーンの中で常にトップを走り続けてきました。

彼が発表した最新作「Funk Wav Bounces Vol. 1」は、所謂EDMのイメージを正面から裏切る、
海辺のドライブなどで聴くのが最高にフィットする、穏やかなダンス・ポップを楽しめる一枚です。

その中でも特に格別なのが一曲目を飾る"Slide"。
今や時代の声となったFrank Oceanと、トラップ全盛のヒップホップ・シーンの先頭に立つMigosの客演が光ります。
SuchmosやAwesome City Clubといったお洒落なポップスが好きな方にも是非聴いてほしい一曲です。